NFTを売ってPolygonを現金化したいけど、またブリッジで高額な手数料がかかってしまう。手数料を抑える方法はないかな?
そんな悩みを解決します。
自作のNFTを売ったりNFTを2次販売してPolygonがたまり、いざ現金化しようとすると待ち受けているのが高額なブリッジ手数料です。
せっかく稼いだPolygonを、手数料で失うのはもったいないですよね。
今回は、ブリッジの手数料を可能な限り安く現金化する方法を解説します。
・Polygonネットワーク上のETHを最小の手数料で現金化することができます。
結論から言うと、イーサリアムネットワークを経由せずに現金化します。
それでは、順番に解説していきます。
まずは一番手間のかからない、Polygonをイーサリアムにブリッジした際の手数料をみてみましょう。
Polygonからイーサリアムにブリッジ
Polygonからイーサリアムにブリッジして、国内の仮想通貨取引所にイーサリアムを送るのが最も早く現金化する方法です。
しかし、ブリッジの際に高額な手数料がかかるのが難点です。
どのくらい手数料がかかるのか一度みてみましょう。
Polygonからイーサリアムにブリッジする際には、PolygonWalletのページから行います。
試しにPolygonからイーサリアムにブリッジしてみようとすると、手数料が表示されます。
最大で49ドルの手数料がかかると表示されています。
さらに45分から3時間の変換時間が必要だと記載されています。
これは高いですね。
それでは、イーサリアムネットワークを通さず現金化する方法を解説します。
Polygonを手数料を安く現金化する方法
Polygonから現金にする方法は様々な方法がありますが、僕はいつもこの手順で行っています。
- QuickSwapでPolygonETHをMaticにSwapする
- MaticをBinanceに送金する
- BinanceでMaticをXRPにSwapする
- XRPを国内の暗号資産取引所に送る
順番に解説します。
1、QuickSwapでPolygonETHをMaticにSwapする
PolygonETHのままだと国内の暗号資産取引所でも海外の暗号資産取引所でも取り扱いがありません。
そのため、まずはPolygonETHを海外の暗号資産取引所で取り扱われているMaticにSwapする必要があります。
SwapにはDEX(分散型取引所)のQuickSwapを使用します。
「From」のボックスにETHを選択して、「To」のボックスにMaticを選択してください。
手数料が表示されるので問題なければSwapを選択します。
MetaMaskが起動するので、Maticの手数料が表示されます。
確認を押してSwapを開始すると、数分でSwapが完了します。
2、MaticをBinanceに送金する
SwapしたMaticを海外の最大級暗号資産取引所のBinanceに送金します。
取引暗号資産が360種類以上と国内の暗号資産取引所と比べると桁違いの取引量です。
手数料も安いので、これから暗号資産の取引を行うのであれば登録は必須です。
送金するには、Binanceの公式ページから「現物とフィアット」を選択します。
ここで暗号資産一覧から「Matic」を選択し、「入金」を選択します。
入金用アドレスが表示されるので、アドレスをコピーしてMetaMaskを起動させます。
MetaMaskのネットワークをMaticメインネットに切り替えて、「送金」を選択します。
Binanceでコピーした入金用アドレスをMetaMaskの送金先アドレスに貼り付けます。
送金する金額のMaticを入力します。
Maticを送金するためにはガス代としてMaticが必要になるので、今回は小数点以下の端数を残して47MaticをBinanceに送金します。
手数料が表示されるので問題なければ「送金」を選択します。
ネットワークが混んでいなければ数分でBinanceに送金が完了します。
3、BinanceでMaticをXRPにSwapする
無事BinanceにMaticが入金されたら、「トレード」の「コンバート」を選択して、Maticを送金手数料の安いXRP(リップル)にSwapします。
振替元の通貨に「Matic」を選択して、「振替先」の通貨に「XRP」を選択します。
振替元の最大を選択すれば、所持しているMaticをすべてXRPにSwap可能です。
Swapする金額が入力できたら、「コンバージョンプレビュー」を選択すると、その時点での1MaticがいくらのXRPになるかが表示されるので、問題なければ「コンバート」を選択します。
コンバートに成功すると、コンバートに成功したポップアップウィンドウが表示されるので、「戻る」を押して表示を消します。
次は、コンバートしたXRPを国内の暗号資産取引所に送金します。
4、XRPを国内の暗号資産取引所に送る
まずは、送金先である国内の暗号資産取引所にアクセスします。
ここではコインチェックで解説します。
コインチェックにログインしたら、メニューの「暗号資産の受け取り」から「XRP(リップル)」を選択してください。
入金用アドレスと、XRPの送金に必要な「宛先タグ」が表示されるので、どちらもコピーします。
この「宛先タグ」ですが、送金時に入力を忘れるとXRPが消えてしまう恐れがあるので、必ず入力してください。
Binanceのベー次にアクセスして、「ウォレット」から「現物とフィアット」を選択します。
XRPを選択して、「入金」を選択してください。
入力する項目は、
アドレス :コインチェックでコピーした入金用アドレス
ネットワーク:XRP Rippleを選択
MEMO :コインチェックでコピーした「宛先タグ」を入力
以上を入力したら、出金する金額を入力します。
ネットワーク手数料が表示されて、実際に送金される額が表示されるので、問題なければ「出金」を選択してください。
セキュリテー認証のページが表示されるので、メールアドレス認証と、認証コードの2つを入力してください。
「提出」を選択すれば送金が開始されます。
送金が完了したら、コインチェックを確認して残高を確認してみましょう。
約10,000円分のPolygonETHを送金したので、手数料は約500円ほどにおさまりました。
これで取引所でXRPを日本円に交換できれば、銀行口座に日本円を出金可能です。
まとめ
今回は、PolygonネットワークのETHを手数料安く現金化する方法を解説しました。
まとめると、
- QuickSwapでPolygonETHをMaticにSwapする
- MaticをBinanceに送金する
- BinanceでMaticをXRPにSwapする
- XRPを国内の暗号資産取引所に送る
以上の方法で、PolygonネットワークのETHをイーサリアムネットワークのETHにブリッジするよりかなり安く現金化することができました。
今回は約10,000円分のPolygonETHを現金に変えたので、その間にかかった手数料は約500円。
全ての工程を終えるまでにかかった時間は15分ほどです。
イーサリアムにブリッジするには45分から3時間かかるので、時短にもなります。
PolygonネットワークのETHを現金化する際はぜひ試してみてください。
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